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2005.04.21

妖しの書

ちょっと不思議な味のある本をみつけました。

「不思議図書館」  寺山修司著 角川文庫

寺山修司が「好奇心の飛行船にのって」奇書、妖書を旅するエッセイです。洋古書中の挿し絵を軸に、魔術師、フェチシズム、だまし絵、戦前の少女雑誌、千夜一夜を旅していきます。しかし書それ自体の奇妙さよりも、寺山修司の文体が、不思議空間を作り上げています。

たとえばある章の冒頭は短い、しかしぞくりとする一文から始まります。

「私はまだ、竜をみたことがない。」

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